2016年9月25日日曜日

飛鳥と白鳳


日本を代表するクルーズ船「飛鳥Ⅱ」が
境港の昭和南埠頭に寄港した。

ここのところずっと続いていた雨があがって
見事な快晴、青空が広がった。(9/24)
いいな~♪ 青い空に白い船。

岸壁に設置されたテント小屋のひとつで
クルーズ客に、昔ながらの紙芝居を披露した。

最近はプロジェクターとスクリーンを使った
「エレキ紙芝居」形式での上演が多い中、
ここは屋外なので手作りの木製の箱を使って、
紙を出し入れするクラシック・スタイル。


お年を召したお客さんが多いので、
かえって昔ながらの街頭紙芝居の雰囲気を
なつかしく味わっていただけたかな?

演目は米子・淀江・大山に伝わる
伝説を元に書き下ろしたオリジナル作品。

「玉清姫」。

飛鳥ならぬ、白鳳時代の物語だ。

13歳になる女の子が、
父親の代わりに賦役に上った都で、
文武帝に見初められ、
お妃に迎えられたという、
日本のシンデレラストーリーともいうべき話。


かぶりつきで熱心に観覧されていたご婦人
「面白かった! 声もいいし」
とお褒めの言葉。

そうですか!
最近、ワタシは絵を褒められるより
声を褒められる方が、ずっとウレシイ。

自分で物語を作り、絵を描き語る
自作自演の紙芝居師は
珍しいハズだけど、

紙芝居は結局、話芸ですからね。



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