2019年12月26日木曜日

さらにいくつもの感動


天皇一家がご覧になったとういう
「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を
観てきたよ。ちょっとドキドキした。
18歳になられたばっかりの愛子内親王殿下が
ご覧になるには刺激的すぎるんじゃない?
と心配になるシーンが結構あったもん。

テレビをお茶の間で家族一緒に見ていた時代は
エッチなシーンになりそうだと
お父さんは咳払いして立ち上がって、
トイレに行ったりして席を外したもんだ。
映画館ではそれはできないからね。
年ごろの娘をお持ちの陛下のお気持ちを考えると
もう、そりゃ冷や汗ものです。

そんな余計なことはさておき、作品について。
ワタシは前作より「さらにいくつもの」感動を覚えた。
追加された38分のシーンが加わったことで
より人間関係と揺れ動く感情の機微が彫り込まれ
エッジが効いた人間ドラマになっていたと思う。
ワタシが観たアニメ映画として、
史上最高得点をさらに更新した名作♪

特に「りん」という登場人物が
今回、原作通りにクローズアップされたことによって、
女同志の友情だけではない「すず」の
嫉妬や劣等感が表面に出てきて
ぐっと人間らしい葛藤が描かれていて素晴らしい。

ワタシが特に嬉しかったのは、
りんが働いていた「双葉館」を
バーンと表現してくれたこと。
ほとんどここに言及する人はいないけど、
あそこはいわゆる「慰安所」で、
りんは「慰安婦」だよね。
半島出身者もいたかもしれないが
多くは「りん」や「テル」のように
地方出身の貧しい娘だった。
性を売り物にするわけだから
一般的には蔑まされることはあったかもしれない。
だけどそれはおもに経済的理由だから、
この作品でも描かれるように
若い兵隊さんと恋愛に発展し、
駆け落ちや心中騒ぎが起こることも
そう珍しい事ではなかったようだ。
すずさんなんか、りんさんの魅力に比べて
平凡すぎる自分に劣等感を持ちまくりだし。
きれいごとではない、人間の営みの一部。

そう理解すれば、無給で働かされたり、
まして「性奴隷」は、作り話だとわかる。
軍に強制連行され、兵隊に強姦され続ける
「従軍慰安婦」は戦後の反日プロパガンダの捏造で
それに乗っかったか、騙されたままの
インテリたちが未だに「表現の不自由」などと
いって、騒いでいるだけだ。

半島出身にしろ、地方出身にしろ
地元で暮らすまずしい家族のために
体を売って、稼いだお金を仕送りして
家計を助けた女性たちがいたのは事実。
それでも、この作品で描かれるように
懸命に明るく生きようとしていた。
すごい事だと思うし、ワタシはひたすら尊敬するよ。
そんな女性たちの存在をないがしろにして
むしろ馬鹿にして貶めているのが
「従軍慰安婦」という反日プロパガンダだ。
それって、一生懸命仕送りしてくれたのを
無かったことにしてるでしょ。
20万人の若い女性、妻や娘や恋人が
性奴隷にされるために日本につれていかれたのが
もしホントの話だったら、
誰も止めなかった半島の男たちは
相当な腰抜けだったことになるし。
自分たちの先輩をそれだけ馬鹿にする言説を広めて
えらく罪深いことしてるなあ、バチ当たりだなと
この映画を観て、気がついてくれないかね。

ご覧になった18歳の
愛子内親王殿下の感想。

「昔の広島はああだったのですね」

さすが!
じーんときた~。


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ゴロ画伯のライブ情報

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令和2年
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1月5日(日)午後1時~
宝井琴梅門下講談会~辻講釈を楽しむ会~
浅草・竜泉 長国寺境内 
入場無料・投げ銭大歓迎
(ゴロ画伯の出番は午後2時ごろ)

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1月4日(土)午後3時30分~(開場3時)
エレキ紙芝居・バクテーライブ
〒114-0034 東京都北区上十条2丁目30−9
埼京線十条駅 駅から徒歩1分・プチロード商店街
マレーシア料理店 肉骨茶(バクテー)2F
入場料2000円(ワンドリンク付き)



ラジオ放送
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12月13日(金)午前9時40分~生放送
「ゴロ画伯のラジオ劇場」(第2・4金曜日放送)
山陰放送ラジオ


毎週(月)午後2時~、午後7時~(再放送)
DARAZ FM 「喜八だましいリターンズ帰っていいとも」

毎週(土)午後3時~
DARAZ FM「だんだん大山さん」














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