2018年1月27日土曜日

座禅体験


米子市内の曹洞宗のお寺
福厳院にお邪魔して
ブロガー仲間と座禅体験。
教わった作法に従って、
壁面に向かって座る。
同じ禅宗でも臨済宗は、
通路側に向かって座るのだそうだ。

両足の裏を上に向けて組む座り方を
結跏趺坐(けっかふざ)というが、
初めての人はめちゃ痛いし、安定しないので
片足だけを上げる半跏趺坐(はんかふざ)を薦められた。

でも、ワタシは結跏趺坐で座った。
毎朝30分ほどこの姿勢で読経瞑想、
ストレッチの後、改めて15分、
黙して只管打坐をしている。
むずかしいように見えて、実は
慣れたら結跏趺坐が一番楽なのだ。
あぐらよりずっと長時間同じ姿勢でいられる。
居酒屋とか、落語会とか、座敷の場合があるが
あぐらだと、ワタシは腰がすぐに痛くなるので
ザブトンを二つ折りにしてお尻の下に入れ
さっさと結跏趺坐で足を組む。

もう、かれこれ20年近く前になるけど
アドラー心理学者の野田俊作先生に
瞑想の手ほどきを受けた。
身体を揺らす瞑想や、踊る瞑想、歩く瞑想など
いろいろやってみたけど、
ワタシには座禅系がしっくりくるので
ずっとこれを続けている。

なんで座禅や瞑想を続けているのかと
聞かれたら、上手く答えられない。
やらないと気持ち悪い、
くらいしか言えない。

無念無想なんて、何年やっても無理だし、
とても人間が上等になったとは思えない。
ましてや「悟り」なんか、
何百年何千年たとうが不可能だ。

ただ、面白いアイデアは
良く降りてくる。
あと、巡り合う人の縁が
素晴らしいような気がする。

だらず様と出会ったのも、
母親を在宅で看取れたのも
紙芝居を始めたのも
カミさんと仲がいいのも
そのせいだと思う。






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