2018年5月18日金曜日

永遠のヤングマン


ヒデキは「モテる男子」の代名詞だった。

若い女子だけでなく、
子供たちからも「リンゴとはちみつ」で
絶大な人気があったし
大ヒットした「ヤングマン YMCA」が
もともとゲイソングだったことを考えれば
そっち方面からも当然モテたに違いない。

なにしろ日本人離れした長い脚、
ワイルドだけれど甘いマスク。
陽気で、ひとなつっこい笑顔。
国民的な人気も納得がいく。

とはいえ、7歳年上のヒデキは
ワタシにとってああなりたいという
目標だったりしたことはない。
小学生~中学生だったワタシが
いくら成長したところで、
ヒデキに近づくことなんて想像すらできない。

あまりにも路線が違う。
なにしろ外国人離れした短い脚。
マイルドだけれどひきつった笑顔。
自虐的になるのも納得がいく。

なので、はやばやとヒデキ路線は捨てた。
しかし、女子にモテるという夢は
捨てられないのが男の子というものである。
このギャップがつらい。

ワタシは人生の苦悩をヒデキから学んだ。

合掌。

2018年5月2日水曜日

安堵?優子キャスター


4月24日放送の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)で
北朝鮮で起こった中国観光客のバス事故被害者を
金正恩委員長が見舞ったという、報道映像を見て
「これを見ると本当、血の通った人間なんだっていう、
すごく、ある意味、好印象...」と語ったそうな。
それを作家の百田尚樹氏が「ものすごくバカ」とツイッターで批判。
「本当の感想か、台本読んだだけなのかは知らないが、
どっちにしても、ものすごくバカであるのは間違いない!」

たしかに。
叔父さんを高射砲でバラバラにして、犬に食わせたり
お兄さんを白昼堂々、他国の空港で暗殺したり、
部下があくびしただけで簡単に処刑するような
無慈悲で凶悪凶暴な独裁者。
国民を飢えさせ、奴隷労働させ、
数百人の拉致被害者を帰国させない
その張本人を「好印象」に見せようとする、
北朝鮮のプロパガンダ映像でしょうよ。
なのに、
無批判、その意図の通りTV放映するフジテレビ。
情報をテレビに頼っている、おじいちゃんおばあちゃんはじめ、
どれだけ多くの、人のいい国民が真に受けただろう。
これじゃ、まったく北朝鮮の手先じゃないの。
悪い人だと思っていたけど、
実はいい人だったんだ!

な~にを安堵優子。