2017年8月29日火曜日

地蔵滝の不思議岩


「地蔵滝」と呼ばれる清流。
数十年前の大雨で滝自体が崩壊して
いまは大山の中腹を蛇行する清水になっている。
透明感が超絶スゴイ。
湧水を汲んで飲んでみたら、すご~く美味!
マイルドかつ甘い。
ワタシが蛍だったら、ゼッタイここで暮らす。


ところで、この清流のほとりに不思議な岩があった。
赤い手編みの衣裳をつけ、
ビニールで覆われた岩。

ううむ。謎。
この岩をお地蔵さんと見立てて
信仰する人がいるのだろうか。
どっちが正面で後ろかわからない。

2017年8月28日月曜日

ヤマメのつかみ取り


山の集落で
小学生以下のこどもたちが
大人たちが川で釣ってきて
ブルーシートのプールに放流した
ヤマメのつかみ取りに挑戦。
ヤマメの他に、天然ウナギも10匹ちかく。

豊かだなあ。

新鮮なヤマメの塩焼き片手に
92歳になるというおばあちゃんが
ひ孫の遊ぶ姿を肴に
ビールジョッキをぐびぐび。

平和だなあ。



2017年8月26日土曜日

耳なし芳一を松江で上演


怪談に特化したエレキ紙芝居。
小泉八雲原作「耳なし芳一」はじめ
全5編の怪談を上演した。

会場のごくらく亭(松江市内の喫茶店)は
お寺の横に建っていて、
車で来場するとお墓を横切らなければならない。
「耳なし芳一」を演じるにはうってつけ。
まさに絶好のロケーションだ。

年配の男性は一緒に来た娘さんに駐車場で
「お墓がいっぱいあるじゃないか」
とビビッてらっしゃったとか。
しめしめ。

私にとっては、尊敬する小泉八雲先生に
ゆかりのある松江で
「耳なし芳一」を上演するのは
ウレシイことだ。

今年の秋には、小泉八雲記念館で
上演させてもらえるかもしれない。
実に光栄なことなので
ゼヒ実現したい。

トライ&エラー


ハイ!ハイ!ハイ!
クイズ形式の紙芝居に
みんな元気よく手を挙げる。

公民館に地域の小学生が集合
エレキ紙芝居を楽しんでもらった。
ひとことに小学生といっても、
低学年から高学年までいろんな子がいる。
なので、だれでも答えられる
カンタンなクイズから始まって
徐々に頭をひねるクイズ
にレベルアップしていく。

いっしょに観覧していた保護者や公民館の職員さん、
大人でも考え込む難問を、
小さな子があっさり答えたりして
そんな下剋上が楽しい。

だけど、面食らう場面があった。
元気よく手を挙げるんだけど
当てると、答えられない。
その場で立ち上がって、首をかしげるだけ。
そんな子が何人もいた。

答えはわからないけど、
とりあえず元気よく手を挙げてるのだ。
いいなあ、失敗や誤りを恐れないんだ。

正解だという確信がないと手を挙げない、
万が一不正解だと恥ずかしいので
わかっていても、手を挙げない。

そんなのはセコイ処世術でしかないよな。

失敗しないと学べない。
人は成功より失敗から学ぶ。

トライ&エラーを繰り返し、
たくさん失敗することが
実は最良の学習なんだということを
改めて、教えられた気がした。



2017年8月25日金曜日

咲(わら)い地蔵


このあたりは山陰屈指の呑み屋街。
こんなに子供たちがあふれる風景は
極めて珍しい。
スタンプラリーのハンコを押すために
列ができているのは
愛らしく小首をかしげた「咲い地蔵」。
この写真ではわかりにくいけど
橋の上に建立された
珍しいお地蔵さんだ。

この場所は数年前に放映された
NHK地域発ドラマ
「ちょっとはダラズに」の
重要シーンで使われた。
東京からやってきた、看護師でシングルマザーの主人公が
過去を引きずりながら地元で生きるベテラン医師に
この橋の上で悩みを打ち明ける。

川は人生を象徴し、
橋は人の出会いを演出する。

加茂川付近に20数箇所も点在する
お地蔵さんを巡ってスタンプ押して回ると、
景品がもらえるというので、子どもたちが
大勢集まってきている。

地蔵さんにお詣りする意味が
ちょっと違う気がするけど

大人は呑み屋の灯り、
子供は提灯の灯りに誘われ
一年に一度の賑わい、
お地蔵様も笑って許して下さるだろう。

ワタシはこの近所で
「地蔵さま」の由来についての
紙芝居を上演した。


2017年8月22日火曜日

加茂川のほとりでエレキ紙芝居


急きょ、加茂川まつり(8/23)で
エレキ紙芝居を上演することになった。

加茂川まつりは、もともとは
「地蔵盆」と呼ばれる米子の伝統行事。
加茂川のほとりや近隣に点在する
お地蔵様をお参りする信仰・風習が
古くから続いている。
お地蔵様が子供のまもり仏であることから
地域の子どもたちが主人公のお祭りで
ワタシも少年時代、心待ちにしていた
夏休みの大イベントだった。

お地蔵様といえば、大山寺のご本尊も地蔵菩薩。
来年は大山開山1300年にあたるので、
この機会に、最近完成したばかりの
大山寺の由来をドラマ化したエレキ紙芝居
「大神岳と金の蓮」
を特別上演してみたらいいじゃない?と思いついた。
まつりの二日前になって
主催者・関係者に無理を言って相談したところ
快く上演スペースを都合して下さった。
ありがたや。

近所の人は、夕涼みに散策ついでに
遊びに来てください。

18時~19時、笑い庵(米子市西倉吉町)にて 
観覧無料。


2017年8月20日日曜日

金儲神社


山深い土地で、不思議な神社と出くわした。
池の真ん中に小島があり、小さな社がポツリ。
そこへミニチュアのような参道、
木の橋が渡してある。

こういった造りは弁財天が祀られていることが
多いのだけれど、ここは
「金儲神社」とある。

金儲けの神様?
随分ストレートなネーミングだ。
そんな神様いたっけ?
だいたい、お金や貨幣は
日本の神様が生まれた
ずっとずっと後になって出来た
概念じゃないのかな。


と首をかしげていたら、
池のほとりに由来を示す看板があった。
この池のすぐ上の高台に鎮座する
「金屋子(かなやご)神社」と関係が深いようだ。


そもそもワタシの目的は
金屋子の神様にお詣りにしに来たのだった。
全国の鍛冶屋に信仰される「鉄の神様」。
なんと世界企業トヨタも祀っているといわれる。
その総本社がここ、安来市広瀬町西比田の地におわすのだ。


参道の脇にはケラと呼ばれる鉄塊が奉納?されている。
たたら製鉄の炉の底にたまる純度の低い鉄だ。

で、話を元に戻すと、金儲神社は
金屋子さんを信仰する信者の神社だそうな。
「金」の「信者」をくっつけると
「金儲」神社という理屈で
この名前になったらしい。

昭和初期に身寄りのない少年が、
金屋子神社の神職にひきとられた。
ある時、三宝に塵を被った白蛇が乗っていて、
この池で白蛇を洗ってやったら霊能力がついた。
それ以来熱心に金屋子さんに仕え、
やがて地域の鉄山師などの尽力を受け、
独立して財をなしたとか。
つまり、実際に儲かったわけだ。
そういえば白蛇さんは金運の神さまだともいうしね。
で、そのお礼にこの社を造営したということのようだ。


そもそも、製鉄業をなりわいとする鉄山師は
古来より莫大な富を築いてきたと言われる。
その信仰の対象が金屋子さんだ。

天才的に金儲けが下手なワタシでも
真剣にお詣りすれば、儲かるかなあ。



錦海(きんかい)を見たことある?


観光地としては知名度の低い中海(なかうみ)。
でも米子市内から出発する遊覧船があるのだ。
加茂川の狭い水路をまたいでいる架橋を
身をかがめてスレスレに何本かくぐると、
とつぜん広々とした湖に出る。

ガイドさんによると、風速2メートル、
いわゆるベタ凪ぎだ。
まったくといっていいほど波がない。

雲が出ていて「逆さ大山」までは望めなかったが、
水面が鏡みたいになって建物が逆さに映るほど。


中海は「海」と名がつくけど、湖だ。
ガイドさんは淡水と海水が混じり合う、
汽水湖としてはサロマ湖に次いで
日本第二の大きさだと力説していた。

昔の人は中海(なかうみ)ではなく
錦海(きんかい)と呼んでいた。

夕凪で広大な鏡と化した湖面に、
夕焼けが移りこんで
錦のように鮮やかな絶景になる海、
ということなんだろう。
じゃあ、どこから見たら
錦の海を一番実感できるだろう。

もちろん、米子城天守台だ。

日本中を巡る城マニアの中では
米子城からの眺望は日本一、二を争うと評判。
島根半島を背負った中海と弓ヶ浜半島、
日本海から大山まで一望できる風景は
たしかに息をのむ大パノラマだ。

ワタシは天守台で観月の酒宴を
悪友と毎月のように楽しんでいる。
特に夕暮れ時の城山から見渡す中海は
息を呑むほどビューティフルで
とりこになっている。
まさに錦の海と呼ぶにふさわしい美しさなのだ。

ところが、このことは地元民にすら
あまり知られていないようだ。

中海の観光地としての知名度を上げるのは、
とりあえず地元の人もほとんど使わない
「錦海(きんかい)」の名称を
リバイバルさせるのがいいかも。

とりあえず地元住民に
片っ端から質問してみるか。
「錦海を見たことある?」
なにそれ?と聞かれたら
「城山から見る、夕焼けの錦の海。
絶景の錦海を見たことがないのは
米子人、いや日本人として一生の損!」

ガレはメチャ日本好き!

米子美術館でエミール・ガレの作品が
無料で公開展示されている(8月27日まで)
というので覗いてみた。許可を貰って撮影。


形が扇だけに、センスがいい?
いやいや(笑)ダジャレを言いたくなるほど
メチャ日本LOVE!じゃん。
TV番組「世界!ニッポンに行きたい人応援団」に
ゼッタイ応募する人だよ。
ガレはゴッホや印象派の画家たちと同じように
ジャポニズムの洗礼をもろに浴びた世代なんだ。



こりゃバッタかね?
西洋人がそれまで見向きもしなかった
昆虫や草木を主題に好んで選んでいる。

ガレのほかにも、ドーム兄弟など
アール・ヌーボーのガラス工芸の名品が
ずらりと展示されている。
 なんでも米子市出身の実業家夫妻が
このたび市に寄贈したコレクションだそうだ。
相続するお子さんがいらっしゃらなかった
ということなのかね?
なにはともあれ、素晴らしい美術工芸品の数々が
米子市の財産になったんだから、
そりゃ、めでたいことだ。



2017年8月19日土曜日

小学校の体育館で


米子市内の小学校。
冷房のない体育館に
地域の人がずいぶん多く集まって
エレキ紙芝居講演を聞いてくれた。
「人権」がテーマなんだけど、
堅苦しい話は一切なし。
なにしろ演題が
「息抜こう、笑ってみんなで生き抜こう」
やっぱり笑ってもわわなきゃ。

つかみはクイズ形式のお笑いネタから。
会場から正解が出ると、小道具の小太鼓で
拍手をあおって盛り上げる。
思いもよらない奇想天外な解答には
爆笑と拍手で会場から緊張感が消え、
親近感と一体感が生まれてくる。

このあとかなり集中力の必要な演目を
4本立て続けに繰り出し
100分にもなる長時間講演だったのだけれど
みなさん、最後までホントに真剣に
聞き入ってくださった。
ホッとした。
ありがとうございました。

人間は仲間だと認識すると、
話を聞こうという体性になる。
それでは、相手を仲間だと、いつ認識するか。

・・・たぶん、一緒に笑った時だと思う。

客席が笑いに包まれると、
仲間に入れてもらえたようでウレシイ。
ライブは楽しい。



2017年8月18日金曜日

亀嵩駅の名物そば



映画「砂の器」を彷彿とさせるのは
右から読む昔ながらの駅名くらいなもんだけど
駅舎の半分が手打ちそば屋という
世にも変わったJR亀嵩駅も
30年以上の歴史がある。
ワタシはもちろん地元の食べ方
「割子」で頂いた。
ひとつ念願かなった。

少年時代

 
おもわず井上陽水の「少年時代」を
口ずさみたくなる亀嵩小学校。
夏休みで生徒はおらず、
ひっそりしていたけど、
おかげ校庭に入って撮影できた。

「しまね景観賞」を受賞した建築だそうな。
コンクリート校舎だったのを
数年前に建て替えて
木造校舎にしたらしい。
やるもんだ。カッコいい。

いまどきの小学生は
どんな夏休みを送るのかね。
エアコンの効いた部屋でゲームもいいけど

虫取り網を担いで昆虫採集。
麦わら帽子に白いランニングシャツの少年が
このあたりでは、まだ生息していてほしい。

亀嵩(かめだけ)ツアー


日本映画史上屈指の名作
「砂の器」の舞台となった土地
亀嵩(かめだけ)を初めて訪れた。
米子から奥出雲まで車で約1時間半。

重厚なテーマを扱った映画のイメージとは
かけ離れたフレーズが出迎えてくれた。
うさぎみたいにスピードを出さず
かめのように、のんびり走りなさい、という
メッセージなんだろうか。
うまい!ざぶとん一枚!

2017年8月15日火曜日

よどえまるごと道草日和


「よどえまるごと道草日和」
イベントガイドのタブロイドが
刷り上がって配布された。
米子市淀江地区を中心に
秋に開催される数人から数十人の
小さなイベント28個が掲載されている。

ワタシもエレキ紙芝居の特別企画をやるよん。






2017年8月14日月曜日

お盆のスキ


お盆で帰省中の幼馴染と入った
米子駅前「旬門」。
ランチの週替わり定食。
品数に圧倒される。
これで1000円ぽっきり。

豚肉ずんだ鍋、イワシ焼、カツ、
おぼろ豆腐、ハマチ刺身、
茶わん蒸し、蕎麦、
カニちらし寿司、キュウリの漬物
味噌汁・ごはんは、なんとおかわり自由。
これだけでもすごいのに
食後にコーヒーとミニケーキが付いて来た!

地元の情報通によれば、
平日、主婦が行列する店だそうだ。
さもありなん。

だけど、今日は並ばずに入れたぞ?
ああ、そうか。
お盆、主婦はなにかと忙しいのね。
失礼しました~。

お盆のスキをついた 
おじさん二人
おなか一杯。

赤とんぼ


赤とんぼって、じっとしてないのね。
動きが早くて写ってないんだけど、
3~5匹飛び回ってるのだ。
バス停の後ろの空き地。
いつの間にか、そこまで秋がやってきてる?




2017年8月11日金曜日

珍しいお札


どこの国のお札でしょう?
すぐわかった人は只者ではない、と思う。
「世界一入国のキビシイ国」だから。

日本人にはそもそも観光ビザの
発給が行われていないので、
旅行で訪れた人はいないはずだ。
入国ビザは仕事で行く人か、
駐在に同行する
家族しか発給されない。

答えは、サウジアラビア。
通貨はサウジアラビア・リヤル。
サウジアラビアは、「サウード家のアラビアの王国」という意味で、
統治する王家の名前がそのまま国名だという
世界でも珍しい絶対君主制の国。
つまり、国ごと王家の持ち物で
潤沢なオイルマネーで国家のすべてを運営し
国民は税金を払わないでいいかわりに
自由は極端に制限されている。
酒類は全面禁止
女性が車の運転を禁止されている
世界唯一の国だそうな。

ところがこないだ、サウジ国王が来日して話題になった。
石油価格が下がり、いままでのように国家運営が
うまく回らなくなって来たので
日本と経済協力を強化するのが
主な目的だったようだ。
 
サルマン国王は安倍首相と
いろいろ約束したらしいんだけど
その中に、文化交流も含まれていたとか。
このお札を見せてくれた男性は
クラシック音楽の演奏家で、
どうもその一環として、サウジアラビアに
派遣されたということらしい。

とはいえ、演奏した場所以外、
ほとんど宿泊施設と空港しか
立ち入ることができなかったんだって。

サウジアラビアに行ったという実感は
換金できずに残った、この珍しいお札ぐらいだそうな。

お仕事、ご苦労様でした。
演奏家の彼と、お札を眺めながら
酒をこころゆくまで呑んだ。

ああ、自由っていいなあ。


月山を思う


東京・西巣鴨の居酒屋の
本日おすすめに
いつも地元で愛飲している酒
「月山(がっさん)」を発見。
嬉しいなあ。
地元が全国ベスト5になった気分。

だけど、東日本で月山というと、
日本百名山のひとつに数えられる
山形県の名峰・月山(1984m)のことだと
誰もが自動的に思うに違いない。

だから、メニューにある「島根」の文字を見て
東京の呑兵衛は「あれ?」
と不思議に感じるに違いない。

それもそのはず、
島根の月山は安来にある
標高197mほどの小さな山で
山形の月山にくらべたら10分の1の規模しかない。

ところが戦国時代、
ここに山陰の覇者・尼子氏が居城
「月山戸田城」を築いて170年間も君臨した。
難攻不落「天空の城」とも呼ばれる
音に聞こえた名城なのだった。

なので、雄大な山容を思い浮かべる酒ではなく
戦国時代の人々の営みに思いをはせながら
呑むのが島根の月山と言ったらいいのかも。

戦国時代の終わりに、月山戸田城主だった堀尾吉晴が
隣の藩で起こった反乱の鎮圧の援軍を頼まれ
軍勢を率いて攻め込んだのが米子城。

東京から戻って、その足で米子城に登って
悪友と十七夜の月見酒としゃれ込んだ。
もちろん、酒は月山!



2017年8月5日土曜日

古刹・満願寺


宍道湖の北側湖畔に突き出した
小山に立つ満願寺。
弘法大師によって開山されたと
言い伝えられ、戦国時代は毛利元就によって
城塞にもなったという歴史ある古刹だ。

盂蘭盆会(うらぼんえ)施餓鬼法会で
エレキ紙芝居を上演した。
盂蘭盆会、つまり「お盆」の由来を
ドラマチックに構成したライブ漫画を披露。

モッガラーナ(目蓮上人)が
霊視能力で、亡き母を発見する。
餓鬼道をさまよい
飢えと渇きに苦しんでいる姿に
胸を潰すモッガラーナ。
何も助けることができない苦しさ。
その辛さはまるで、獲物になったウサギや鳥が
逆さ吊りにされたようだ。

この逆さ吊りのことをサンスクリット語で
「ウランバナ」といい
中国で当て字がなされ「盂蘭盆会」になり
これが日本で略され「お盆」
となったという。

モッガラーナはお釈迦様に相談し
餓鬼道にいる母親に食べ物と飲み水を
与える方法を編み出したのだった。

それが、修行を終えて帰ってきた
僧たちに心づくしの施しをすることだった。

盂蘭盆会の話のあとは、
「大山開山の物語」。
これまたドラマチックに熱演したところ、
大変喜んでいただけた。
じつは宍道湖からも
ちゃんと大山が望めるのだ。

これはワタシのうれしい発見だった。



勝てば映画化


さびれて、ほとんど
遺跡みたいになっても
なお、がんばって営業を続ける
アーケード商店街が
横断幕を張った。

「がんばれ!米子松陰高校」
鳥取県代表として17年ぶりに甲子園出場する
地元球児たちへのエール。

ところが一回戦の相手が・・・
今大会優勝候補ナンバーワン
春の優勝校・大阪桐蔭。

相手にとって不足はない(笑)!
これでもし、勝ったら映画化決定!
商店街でパレードだ!
がんばれ!

2017年8月2日水曜日

ゴロ画伯のげなげな話: 現場検証

ゴロ画伯のげなげな話: 現場検証: 暑い日差しの照りつける中、 現場検証が行われた。なんの? 殺人事件である。 400年前、米子藩の重要人物 家老の横田内膳が、 宴の最中に斬殺されるという事件が発生。 犯人は城主・中村一忠。 なんと当時14歳! いったい何があったの...

現場検証


暑い日差しの照りつける中、
現場検証が行われた。なんの?
殺人事件である。

400年前、米子藩の重要人物
家老の横田内膳が、
宴の最中に斬殺されるという事件が発生。
犯人は城主・中村一忠。
なんと当時14歳!

いったい何があったのか?
ということで、城マニア、歴史好き、
米子ラバーズが集まって
炎天下の米子城をガイドさんについて
歩いて廻るツアーに参加したのだった。

でもこの日、35度近くまで気温が上昇、
気分が悪くなってリタイアした人も出た。
歴史に詳しい高齢のガイドさんも
今にも倒れそうで心配だったが、
使命感に燃えて奮闘されるので
みな汗だくになって、解説を必死に聴聞。

殺人事件を探る、殺人的な物好きたちである。

2017年8月1日火曜日

しめ縄の起源は淀江と判明!?

九月の第一日曜日に不思議なお祭りが
毎年、淀江の上淀地区で行われる。
八朔(はっさく)綱引きだ。
藁で50メートルの大蛇(クチナワさん)を作り
住民が二手に分かれて
両側から綱引きをして豊作を占う。
全国でもここしか残っていない不思議な行事だ。

なぜ、大蛇で綱引きするのか?
実は古代から続く、日本人のヘビ信仰と
深い関係があるのだ。

稲吉住田遺跡から発掘された絵画土器
日本最古の文献「古事記」のエピソード
淀江の古代地形・環境などなど
長年の研究・考察・妄想の末

「しめ縄の起源は淀江」

というオドロキの結論に達した
ゴロ画伯の考古学推理紙芝居を
今年の八朔綱引きのお祭りと
コラボして上演の予定。

考古学に興味のある人
古代ロマンが好きな人
ゴロ画伯の絵が観たい人、美声が聴きたい人!
9月3日(日)午後3時、
500円を握りしめて、
淀江・白鳳の丘展示館に集まれ!