2020年9月15日火曜日

映画「めぐみへの誓い」見どころ①


クラウドファンディングで資金を集めて製作された
映画「めぐみへの誓い」が完成。
ゴロ画伯的な見どころを紹介します。

拉致事件の主犯格シン・ガンスを演じる
大鶴義丹さんの冷徹・残忍な役作りが
迫力あって、まず目を引くんだけど、
久しぶりに見る小松政夫さんの演技がピカイチだった。
と同時に背筋がゾッとした。

この映画は当然のことながら
感情移入する登場人物の多くは被害者側だ。
ところが小松政夫さんが演じる
この町工場の社長は加害者側。
だけど、ものすごく感情移入してしまった。

イラストの場面は、特に説明はされていないけど
たぶん、ニセ札づくりをさせるための
若い印刷工を拉致する工作場面だと思う。
協力を要請された社長は顔面蒼白だ。
断り切れない弱みを握られているらしく、
シン・ガンスの渡す薬を受け取るしかない。
自分の会社で働く若い社員の一生を台無しにする
片棒を担がされる罪悪感がヒシヒシと伝わってくる。

「ハニートラップ、一度くらいかかってみたいよ♪」
なんて軽く冗談を言う人がいるが
ホント、とんでもない話だ。
一晩ちょっといい思いをしただけで
この小松社長のように一生人に言えない、
理不尽な手伝いをしなきゃいけないことになるかも。

そして、心ならずも加害者になってしまう
その危険性を考えると、
「拉致被害者は可哀そうだけど、運が悪い」
と言って他人事にする人も、いかにも考えが足りない。
一般国民にとって、拉致される可能性より、
もしかしたら加害者にされてしまう可能性の方が
ずっと高いかもしれないのだ。
しかも、その危険性は現代も続いている。
なぜなら北朝鮮による「日本乗っ取り作戦」は
過去の話ではなく、現在もずっと継続中だから。
拉致以外にも、様々な工作が我が国で実行中だと
考えなきゃならないのに、ほとんどの人は
そんなはずがないと呑気。
こりゃ、いつ狙われてもおかしく無い。
だって、小松社長みたいな拉致工作の協力者は
誰一人捕まっていないし、裁かれていない。
スパイ防止法がないから。
政府は認定していないけれど、警察が北朝鮮による
拉致の可能性が高いと考えている「特定失踪者」は
日本中、その数は九百人近い。
拉致工作には数人の協力者が必要なので
小松社長みたいな加害者が
数千人以上、あちこちに潜んでいるのが
現在の日本なのだ。

ね、ゾッとするでしょう。


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ゴロ画伯のライブ情報
開催予定
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9月19日(土) 午後7時30分~
エレキ紙芝居ライブ@Caféノア
米子市両三柳2788-11(国道431号セガワールド駐車場向い)
入場料1500円(ワンドリンク付)

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10月4日(日)毎月第一週日曜
午後1時~(ゴロ画伯出番は2時ごろ)
浅草竜泉・長国寺
宝井琴梅門下・講談会「辻講釈」
ゲスト出演、入場無料・投げ銭歓迎
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10月10日(土)午後3時半~
エレキ紙芝居バクテーライブ
(東京・十条駅前商店街マレーシア料理店・バクテー2F)
入場料2000円(ワンドリンク付き)
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ラジオ放送
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「ゴロ画伯のラジオ劇場」
山陰放送ラジオ(毎月第2・4金曜日放送)

午前9時40分~生放送
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毎週(月)午後2時~、午後7時~(再放送)
DARAZ FM 「喜八だましいリターンズ帰っていいとも」

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毎週(土)午後3時~
DARAZ FM「だんだん大山さん」
















 

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