2017年9月9日土曜日

僕の好きな先生


久しぶりに訪れた母校。
ノスタルジーにひたれるかと思いきや、
通いなれた校舎が完全リニューアルされていて
別の高校のようになっていた。
とたんに、初めて登校する転校生のような
アウエー気分。

緊張しながら受付で要件を伝え、
担当の先生を呼び出してもらう。
待っている間、ふと振り返ると
入り口の絵に見覚えが。
近寄ってまじまじ見る。
ああ、やっぱり。
恩師の美術の先生だ。

美術系に進みたいという生徒が
数年に一人しか現れない母校で
かなり浮いた存在だったワタシを
卒業するまで面倒見てもらった。
とはいえ、会話らしい会話をした覚えがない。
必要最低限の言葉で済ます、きわめて寡黙な先生で、
先生同士で談笑しているような姿さえ
とんと記憶にない。
良く言えば「孤高」、
そうでなければ「はぐれ者」。

金八先生のような長髪で
メガネにちょび髭という個性の強い風貌。
ヘビースモーカー&酒豪。
でも生徒と熱く交わることなく
金八先生と正反対で
寡黙に自分の世界を追及するタイプ。

「僕の好きな先生」という曲がある。
高校時代、バンド活動にのめりこんで
欠席や遅刻ばかりだった忌野清志郎が
美術部顧問の先生を慕って書いた初期のヒット作。
時々カラオケで歌う。
もう、先生とは会えないけど。
絵と再会できた。

「♪たばこと絵の具のにおいの 
あの部屋にいつも一人
たばこを吸いながら
キャンバスに向かってた
僕の好きな先生
僕の好きなおじさん♪」














2017年9月8日金曜日

凄いことになってた!


自宅から徒歩3分の近所に
珈琲専門店がある。といっても、
喫茶店ではなく、焙煎豆を売っている。
ドリップバックの詰め合わせを買うと
なんとサービスで、店内で一杯飲ませてくれる。
しかも小さなトレイにおつまみ豆まで
乗せて出してくれるからウレシイ。

建物の外観、店の調度品とか雰囲気が
女性がメインターゲットらしく
オジサンにはなんとも場違いなのだが、
店員さんがいつも感じよく優しく
接してくれるのがありがたい~。

仕事場でも簡単にドリップ珈琲が淹れられるので
詰め合わせを買いにちょくちょく訪れる。



ところが実はこの店、とんでもないことになってるのだ。
昨年、銀座の一等地に支店を出したとか。
米子の近所の小さな珈琲店が今や年商20億円、
ネット通販の世界では超有名店だという。
ええ~っ???
ほ、ほんと?
宝島社から、こんな本が出ている!ではないか!


まさに、灯台下暗しとは、このことだ。

怪人二十面相


ぎくっ!
誰かがこっちを見てる!
江戸川乱歩風な人影は
えもんかけにひっかけられた
コートと婦人用の帽子が
合わさってできたシルエット。

夜、駐車場の
車のサイドミラーに映っていた。
目ざとく気が付いたのはいいけど、
振り返って確かめるのが怖かった(笑)

ふと昔、少年探偵団に
憧れていたことを思い出した。
怪人二十面相に翻弄される小林少年。
あれはまさに、妄想の中の自分だった。

2017年9月4日月曜日

クチナワさんに会えた!

ず~っと観たかった行事に
何年か越しでやっと参加できた。
「上淀の八朔(はっさく)綱引き」


神社の賽銭箱に仮り置きされた
不思議なキャラクター「クチナワさん」。
前長50メートルにもなる大蛇の頭部だ。
ヘビなのに耳があったり、飛び出す鼻があったり、
眼より大きな鼻の孔まで表現されている。
オスかメスか判別しにくいけど、
白い花飾りをしているところを見ると
メス、いや女神さまなのかも。


地区の人が力を合わせて
稲ワラで大蛇の胴体部分を
綯っていく。


古くからある地区の目抜き通り
(といっても、車一台が通るのがやっと)
に運び込まれたクチナワさん。


太鼓の合図で住民対抗綱引きが開始。
ワタシも下地区に加わって、一緒に
クチナワさんをひっぱらせてもらった。
上地区が勝つと、麦の豊作
下地区が勝つと、コメの豊作と
収穫の秋を占うとされている。
でも、勝負というより
住民どうしで力を合わせる
リクレーションのような感じ。
結果、1勝1敗一分け(お約束?)

国の選択無形民族文化財に指定される
貴重で珍しい行事とはいえ
実にアットホーム。
神事でこの気さくさは、とても居心地がいい。
昔は縁日の屋台が立ち並んで、
もっともっとにぎやかなお祭りだったんじゃないか。
想像するとちょっとサビシイ。

多くの人が改めてこの行事の魅力と重要性に
気が付いて、にぎやかにならないもんかなあ。

「しめ縄の起源は淀江」だと主張する
ワタシにとって、クチナワさんは
重要な根拠の一つなんだから。


神社に戻ってみると、
新しく作られたばかりのクチナワさんの頭部が
石塔の上に飾られ、
一年間飾ってあったクチナワさんが
神社の脇に無造作に打ち捨てられていた。


綱引きに使った50メートルの胴体も、
綱引きが終わるとお役御免で
さっさと撤収、地区のはずれに野ざらしにされ
そのまま朽ちるにまかせられる。
ついさっきまで「ご神体」だったはずなのに~。
でも、この執着のなさが、面白い!

つまり、しめ縄とはヘビを
シンボライズしたものだという説を
裏付ける慣習であり、光景だから。

クチナワとは「朽ちた縄」のことだ。
ヘビは脱皮して蘇る。
若返り、不死の象徴だ。
打ち捨てられたのは抜け殻にすぎない。

大蛇・クチナワさんは一年に一度
上淀にあらわれ、脱皮をして再生し、
人びとに恵みと安心を与え、去っていく。
この地で何百年も繰り返されてきた、
まさに永遠の再生、不老不死の儀式。


また来年、会えるかな?







2017年9月3日日曜日

独立愚連隊西へ


岡本喜八監督の痛快活劇
「独立愚連隊西へ」
上映会チラシを作らせてもらった。
登場人物の個性派三人の似顔絵には
特に、力が入った。似てるかな?

喜八監督の活劇シリーズでは
最も好きな作品なので、とってもウレシイ。

上映のあと、喜八監督の奥様
われらがみね子ママを囲んで
赤井孝美さんとゴロ画伯の三人の
楽しい裏話トークショーもあります!

10月2日、池袋の新文芸坐で一日限定開催。
なんと入場料500円ぽっきり!
予約も当日も同料金。

伊勢太神楽


米子城のふもとの湊山公園内の日本庭園で
「伊勢太神楽」が披露された。
鳥取藩と縁の深い、この加藤菊太夫組は
江戸時代から、西日本を中心に中国、四国を巡る
お祓いの旅「回壇」を一年中続けているそうで
国の重要無形民俗文化財に指定されている。

エレキ紙芝居で全国巡業が
ワタシの目標なのだが
一年中、旅から旅という生活は
想像もつかない~。



2017年9月1日金曜日

業務用報道カメラ!


NHKの取材対象になって、
紙芝居を上演してるところだけでなく、
絵を描いているところや
口上の練習してるところなどを
何日間か密着撮影された。

合間に、報道カメラに興味を持って
こちらからいろいろ質問したら、
持ってみます?と
憧れの業務用カメラを担がせてくれた。

ファインダーをのぞくと、
意外にもモノクロモニター。
被写体と同時に観るので
カラーファインダーだと
眼が疲れてしまうのだそうだ。

やっぱり、シロウトとは違うんだなあ。

で、このカメラ
一台、ん百万円
(それも四捨五入すると桁があがる方)
するシロモノだそうな。

ひ~っ、早く下ろして!
コワイコワイ!

あ、ちなみに4分ほどの
ミニドキュメンタリーだそうです。
いちおしニュース鳥取
カメラマンリポートのコーナーで
9月12日午後6時過ぎに
放送予定だということなので
鳥取にお住まいの方
よければご覧ください。

そのあと日を変えて
中国四国地方で順次
放送されるらしいので、
鳥取県以外でも見られるかもしれません。