岡本喜八監督の代表作のひとつ
「日本のいちばん長い日」
一般的には、終戦の日のことを指すのだろうけど、
映画が対象にしているのは、玉音放送が流れるまでの顛末なので、
長い日とは、すでに、14日から始まっている。
71年前の今日、日本はとんでもなく切羽詰まっていた。
日本の存在そのものが危ういという、
間違いなく日本開闢以来の事体。
これを物凄い緊張感でドキュメンタリー風に演出したのが
喜八監督のこの作品。
庵野秀明監督が「シン・ゴジラ」演出のお手本にしたのも
さもありなんという感じ。
日本が破壊され、存亡の危機にさらされた時、
人々はどう動くのか。
シン・ゴジラがブームになっている今、
ゼヒ、喜八監督のこの作品にも注目が集まってほしい!
シン・ゴジラは豪華キャストだったけど、くらべものにならない。
あらためて、とんでもないなあ~このキャスト。