これがシン・ヨナゴ駅だ!
なんて力むと、実に拍子抜けする。
これから作る駅の南側。
駐車場と階段と歩道橋だけの殺風景な図。
簡単に言うと、改札がある屋根付き歩道橋。
全長105メートル、幅は6メートルもあるが、
自転車は通行できない。
てことは、鉄道利用者が徒歩で行き来するだけ。
そんな「自由通路」に33億円。
改札駅舎が7億円、駅南駐車場に4億円、
その他合わせて50億円なりの巨額予算になっている。
米子建築塾の調べによれば、
全国にはずっと低予算でシャレたデザインの
先進事例がすでにたくさんあるという。
なんで、米子駅はこうなるの?
市民に内緒で一部の誰かが得するような
仕組みでもあるのだろうかと勘ぐってしまう。
肝心の米子駅正面部分は画面の右側。
図は建物の裏から見ているので
改築されて具体的にどうなるか、
これだけではイメージがわかない。
聞いたところによると、
現在の5階建て駅ビルが右3分の1ほど残って、
左側にある日本旅行の3階建てビルとの間に
2~3階の改札駅舎が立つ計画だとか。
つまり三つの新旧ビルが並立する、
でこぼこ継ぎはぎになるらしい。
いまのところこれが米子駅の
「南北を一体化する事業」の全貌なのだ。
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