シタール奏者の伊藤公朗さんと
共演することになった。
伊藤公朗さんはスゴイ人で
70年代にインドに渡り、
ヒンズー教の聖者に弟子入り
「ナーダヨギ」という音楽修行僧になった。
それから5年間、ヒマラヤの山奥の寺院で暮らし、
聖者に同行してインド各地の聖地を演奏巡礼。
その後3年間、インドの大学で
さらに研鑽を積んて帰国した。
以来、師匠(1990年没)の音楽を引き継ぐべく
全国各地で演奏活動を続けていらっしゃる。
つまり伊藤公朗さんはただの演奏家ではなく
修行僧でもあるのだ。
う~ん、たとえるならインドの琵琶法師。
あるいは法螺貝をシタールに持ち替えた、山伏?
そのせいか、伊藤公朗さんの演奏は
とっても「瞑想力」が強い。
演奏を聴いているうちに、陶然としてきて
どこか違う世界に連れて行かれる。
そして、いつまでもいつまでも
浸っていたい音楽浴といった感じ。
さらに、同じく瞑想力の強い
インド伝統の打楽器タブラの名手
吉見征樹さんを迎えて
エレキ紙芝居をコラボしようという大胆な試み。
インド音楽は約束事を厳守しながらの
即興演奏が真骨頂、
ゆったり、かつ、スリリングな演奏と
ゴロ画伯の絵&語りが
どんな化学変化を起こすか。
インド的、ヒンズー的、仏教的なムードで
これまでにない
立体音楽絵巻に挑戦!
3月6日(月)午後7時半開演(6時開場)
東京・中央線西荻窪駅北口
ライブハウス 音や金時
チャージ2700円
ゼヒ、おこしください~。