出張の帰りに立ち寄った
国道9号線沿いの喫茶店。
だ~れもいない。
店の人も、どっかに行ってしまい
時間が止まったように静か。
さっきまで、研修会の講師をしていた。
といっても、ワタシの場合は紙芝居形式なので、
笑いあり、涙あり、学びありの
肩の凝らないエンターテイメント講演だ。
冬の日本海をぼーっと眺めながら
今日のパフォーマンスを振り返る。
今回は鳥取県厚生事業団の呼びかけに
各地から集まった介護員さんや、
支援員さん、相談員さんなどに
メンタルヘルスをテーマに構成した
エレキ紙芝居をいくつか観てもらった。
感情の取り扱いを解説した「冷たい炎」
母親を在宅で介護し看取った
ワタシの実体験を描いた「ねむり姫」
最後はリストカット常習者の女の子が
立ち直って介護士になるドラマ
「キンモクセイの薫るころ」。
受講者の評判も良くて、
アンケート用紙の書き込みには
熱い感想も多かった。
なかには研修が終わった後、
「部屋にキンモクセイの薫りがする」という人もいた。
まさか、そういう季節じゃないし
キンモクセイじゃなくて
気のせいだと思う。
でも、エレキ紙芝居を観て
そんな気になってくれたんだとしたら、
これ以上ない感想だよなあ。
エレキ紙芝居師冥利につきる~。
感謝。
0 件のコメント:
コメントを投稿