いつのまにか、約5メートル上空の
枝の先端に金色に輝くお地蔵さんが出現!
ウワサによると、旅の行者(芸術家・西野達氏)が
この木に足場を組んで、彫り上げたという。
今年の冬は、米子では大雪だったり
特別寒い日が続いた。
さぞかし苦行だったに違いない。
米子は古くから大山の地蔵信仰の流れをくんで
あちこちに佇むお地蔵さんを大切にする町だ。
いまでも物故者を弔うため、
毎週お地蔵さんにお札を貼って回る
めずらしい「札打ち」という法事風習が残る。
おそらく行者はそんな町の事情を
汲み取ってこの仏像を残したに違いない。
ありがたや。
合掌。
それにしても、葉が生い茂る夏には
どうなってるか、楽しみ~。