大山町所子の賽(さい)の神さま。
村境に設置される道祖神の一種。
外部からやってくる厄災から村を守るのが役目。
なんだけど
伯耆地方では、特に縁結びの神さまとして
親しまれてきた。
なんで村はずれに縁結びの神さまが
いることになったのか不思議だし、
そもそも男女一対の神さまってのは珍しいよね。
それに賽の神さまは、実に人間臭い。
なんでも、朝早く参った若者には、
じっくり考えて良縁を授けて下さるが、
大勢が参り出すと、あれこれ考える暇もなく
ちゃちゃっと縁結びをされるので、
良縁にならない場合もあるんだそうな。
だから村の若者たちは、
競って早朝に詣ったていうんだから、
オモシロイ。
夜も明けきらないうちに、
お詣りの途中で出くわして
恋に発展したカップルもいたんだろうな~。
もうすぐバレンタインだし、
チョコでも備えたら、恋がかなうかもよ。
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