200円を入れると淹れたてコーヒーが飲める。
ところがコップをセットする前に
うっかりボタンを押してしまった。
マシンはうなりを上げて動き出してはいるものの、
まだ、お湯を挽き豆に注いで蒸らしている段階なので、
コーヒーが抽出されるには数秒タイムラグがあるはずだ。
今からでもカップを置けば、十分間に合う。
・・・はずだった。
ところがこのマシン、いったん動き出したら、
コップを包む透明カバーが、ロックされ
抽出し終わるまで扉が開かない仕組み。
なんとかコップを置こうと、
扉をこじ開けようとしても、びくともしない。
ああ、ダメだ、間に合わない!
このままコップのないところに、
コーヒーが注がれるのを
黙って見ているしかないないのか!
すると、想像通り、褐色の液体が湯気を立てながら
勢いよく排水用の溝にジョボジョボ注がれていく。
あああ!なんてこったあ!
ぎゃはははは!
隣でこの様子を見ていたカミさんが
腹を抱えて大笑いしている。
く、悔しい!
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