2017年11月18日土曜日

しまね大交流会に参加




ごったがえす「くにびきメッセ・大展示場」(松江市)に入ると
来場者はまず、入り口で「若者」と「大人」に分けられる。
この会場に足を運ぶ若者の多くは学生なので
それ以外は必然的に「大人」となる。
ワタシが「若者」に該当しないのは当然だが、
「大人」とかかれた名札フォルダーを
首から下げるのも若干抵抗があるよ。
ワタシ用に「バカ者」
あるいは「いい大人」という
名札を作ってくれれば良かった(笑)。

大学生が自分たちの活動をプレゼンする
イベントが学園祭だとすると
この「しまね大交流会」はいわば、逆・学園祭。
地域の「大人」たちが、地元で学ぶ「若者」たちに
自分たちの活動を知ってもらおうと集まっているのだ。
ずらりとならんだブースに、
企業、自治体、団体などがそれぞれ
思い思いの展示とプレゼンを行っている。
ただプレゼンは時間が決まっていて
5分間だけ集中して行われる。
毎回、アナウンスに促され、
ブースの半分づつが周りに集まった聴衆相手に
一斉にプレゼンを開始する。


女子学生を前に、攻めているこの団体は
松江市(!)
行政のブースも工夫を凝らしていて楽しい。

事前に学生たちには投票シールが渡されていて
面白かったと思うブースに貼る仕組み。
人気が一目瞭然。
そう、選ぶのは若者なのだ。


↑「島根県警本部」が健闘している~。

就職期になって行う就職フェアや
企業説明会では遅すぎる。
若者の地元離れを食い止めようと
始まったイベントだが、
魅力的な大人が地元にいるんだ、ということを
リラックスした感じでこうやって若者に知らしめる
とてもいい企画だと思う。
若者と大人の交流だけでなく
企業同士、大人同士の交流にもなるし
会場は好奇心と活気に満ちていた。

ところで、一角にワタシが興味を持つ分野を
研究課題にしている大学生の発表ブースがあったので
素直で実直そうな「若者」相手に、
質問したりズケズケ意見を言ったりして
勝手に楽しい気分にさせてもらった「いい大人」でした。




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