ひなびた温泉の併設レストランで夕食。
カツカレー800円。
トンカツが大ぶりで、けっこう食べごたえがあった。
カレーは小麦粉でとろみをつけ
スパイスは控えめにした、万人受けの風味。
昔ながらの食堂の味と言ったらいいか。
ワタシとしては、痺れるくらい唐辛子を投入した
スパイシーで汁気のあるインド風の
本格化カレーが好きなのだが
これはこれで、美味しい。
ただ、この変わったカタチの皿が気になった。
なんとも食べにくいのだ。
ふたつ巴の形に池を分けたデザインは斬新だけど
二つに分けたために、
それぞれけっこう堀りが深くて、皿の傾斜が急で
スプーンの扱いに工夫がいる。
特に巴のしっぽの部分にカレーが逃げ込むと
なかなかスプーンで掬えなくて
もどかしい思いをした。
完食したのだが、
食べ終わるころになって
はじめて、ふたつ巴の形になっているのに気が付いた。
せっかくのデザインだけど、
あんまり、意味ないかも。
レストランの隣が神話の時代から続く
有名な古い神社だから、
勾玉風のザインにしたのかもしれないけど
そこまで気が付く客はなかなかいない。
ワタシくらいなもんだろう。
店の担当者が、カレー専用に
何枚かこの皿をまとめて購入したとする。
ところがこの皿、真ん中に敷居があるから、
重ねにくいに違いない。
洗いにくいし、収納しにくい。
デザインを気に入って、皿を買って帰った
(たぶん男性)スタッフが、
従業員(たぶん女性)たちから
いっせいに不評を買ったような気がする。
これだから、男は考えが足りない!
と、なじられて、凹んだりしてはいまいか。
しょぼんとした男性スタッフの姿が目に浮かぶ。
いかん、また、どうでもいい
妄想をしてしまった。
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