先日、母校で講演した。
でも、ワタシの高校時代に
ニケの彫像なんかなかったし、
こんな立派な体育館の記憶もない。
まるで違う学校みたい。
手前の椅子、わかります?
あれがワタシの席です。
生徒の数は300人以上。
しかも、全員3年生。
ものすごいアウエー感、
わかってもらえますか?
だって受験生にとってみたら、迷惑な話だろう。
この時期1分でも大切な貴重な時間を
1時間も割いて堅い床の上で
じっとしてなきゃなんないのだから。
そんな中、ワザワザ聴いてもらえるような
実のある話をしなけりゃならない、と考えると
失神しそうになるので、やめ。
名門秀才学校の生徒たちに向かって
いきなり小学生向けのなぞなぞから始めた。
ゴロ画伯のエレキ紙芝居に
さぞかし面食らったとおもうけど、
結構ノリノリで参加してくれた。
受験で締め付けられてる気分がはじけたのかな。
次々おこる笑いが緊張感をほぐしてくれる。
体育館が笑いに包まれたとき、
「カワイイ後輩たち!」
実感しただけでなく、じわっと感動した。
そのあとは人権研修で、
主にメンタルヘルスをテーマにした
エレキ紙芝居だったけれど
みんな真剣に聞き入ってくれた。
なんていい子たちだろう。
これから人生で初めての大きな難所を
乗り越えなきゃならない後輩たちを
心から応援したい。
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