「スタインウエイピアノ開き」という
聞いたことのないタイトルが付いたイベント。
安来市に新しく「アルテピア」という
文化ホールが誕生した。
ピッカピカの新調のスタインウエイ・ピアノ。
そのお披露目を兼ねた
「中ノ森めぐみコンサート」に行ってきた。
イタリアに長く在住し、
昨年東京に活動拠点を移した
ピアニスト・中ノ森めぐみさんは米子出身。
イタリア・スカラ座アカデミー室内アンサンブルの
ピアニストとして、オランダ国王夫妻の
御前演奏もおこなう実力の持ち主で
イタリアでは彼女を主役にした
TVドキュメンタリー番組が制作されたほど。
実績を買われて、今回、新しく
ホールに導入するピアノの
選定を任されたようだ。
スタインウエイ日本支社に足を運び
7台の候補の中から
選びに選んだ1台だというだけあって
めちゃめちゃいい音~。
とはいえ、ワタシはシロウトなので、
どこがどういいか表現出来ない。
なので、酒呑み風に例えると、
封を切ったばかりの大吟醸から
立ち上ってくる、ふくよかな香りみたいな。
そして芳醇で、コクがあるのに
キレもある味、いや音か。
ピアノのお披露目ということで、
ピアニスト自身の個性を
強くアピールしない配慮なのか、
中ノ森さんは誰もが耳になじんでいる
有名な曲ばかりを演奏した。
おかげで、シロウトのワタシにも
ピアノの音の良さ、ホールの響きの良さが、
素直に堪能できた。
田舎でこんないい音、演奏が聴けるとは!
スタインウエイ開き、
ホールのこけらおとし
僭越ながら、ワタシは初ブラボー!を
叫ばしてもらった。
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