2019年2月11日月曜日

世界でもっともカッコいい日本人の日


チョコを渡すのは、製菓業界が作ったフィクションだけど、
パレンバン・デーはホントの話。
もしかしたら日本人が
世界史上、いや、人類史上
もっともカッコ良かった日かも。

たとえていうと、
おとなしい子をいたぶってる乱暴者に
殴りかかって
いじめをやめさせた男の子の日なのだ。

体の小さい男の子が
あの乱暴者をやっつけるとは!
その時、学校中が目を丸くした。

でも、乱暴者はすぐに仲間を連れて来て
その子をボコボコにする。
けっきょく自分で立ち上がることもできないぐらい
一方的にやられ、男の子はすっかり意気地なしに。

でも、男の子に助けられた、いじめられっ子は
自分と同じくらい体の小さいその男の子が
乱暴者を退散させたのを見て、
「よーし、僕だって」と、立ち上がった。
他のいじめられっ子も次々立ち上がった。

そして、学校からいじめはなくなった。
元いじめられっ子たちは、
いじめを止めてくれた男の子に、
いまでも恩を感じている、という話。


パレンバンはインドネシアにある町の名前。

列強国のオランダが、
350年に渡って植民地支配していた。
その間、インドネシア人は牛や豚などと同じで、家畜扱い。
生かすも殺すも、オランダ人の都合しだいだった。

白人が有色人種を支配して
搾取するのが当たり前の時代
ほとんど唯一の例外だった日本は
パリ講和会議で人種差別撤廃を提案(1919年)したりして
列強国を相当イライラさせていた。
ついにABCD包囲網という、不当な経済封鎖で
生命線の原油が輸入できなくなって
日本は追いつめられた。

アジア最大の油田と産油工場が
インドネシアのパレンバンにあった。
日本はここからオランダを追い出して、
インドネシア人と直接取引することに
血路を見出そうとした。

こうして、パレンバンのオランダ軍を
パラシュート部隊で奇襲、制圧する作戦が立てられた。

有色人種の日本が世界の歴史から
白人による植民地支配を終焉させるきっかけを作った
陸軍パラシュート部隊のパレンバン急襲作戦が実行された日が
昭和17年2月14日なのだ。

インドネシア人は、これまで何世代もの間、
恐れ、いいように支配され続けていた、
鬼のように強大で残酷なオランダ人が、
進撃する日本軍に顔色を失い、
右往左往して逃げ惑う姿に
心底驚いたそうだ。
そして、民族の伝説だった
「空から白い衣を纏った正義の神が舞い降りて
支配を終わらせる」という
まるでナウシカみたいな言い伝えが
ホントに実現した!と
狂喜乱舞して
日本軍を歓迎したという。

この辺りの話を「ラトゥ・アディルの降臨」という
エレキ紙芝居にしたので、
多くの人に見てほしいもんです。

GHQが始めた戦後教育とマスコミ操作で
この話は戦後、戦争賛美・戦意高揚のプロパガンダと
切り捨てられ、タブーにされた。
GHQの思惑どおり、日本人の記憶からなくなってしまった。

でも、敗戦前まで、日本人なら誰もが知って
ワクワクして憧れた「空の神兵」とは
この陸軍パラシュート部隊のこと。
戦時歌謡曲になって日本中で歌われた。
ちなみに作曲した高木東六先生は米子出身。


2月14日午後五時半から、永田町の憲政会館で
イベントが行われる。

空の神兵・奥本實陸軍大尉のご子息
奥本康大氏の講演があるそうなので、
ワタシも聞きに行こうと思ってます。



1 件のコメント:

  1. オランダ人はこのあたりのことを未だにやっぱり、黄色い猿にやられた屈辱と思っているフシがあります^^; 表立っては言わなくても、ちょっと掘り下げると日本に恨みがあるのねって感じです。あー、おっさん世代ですけどね。

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