今井書店の創業社屋(米子市尾高町)が、
明日から解体されるそうな。
江戸時代末期に建てられ、創業は明治5年というから、
ちょん髷姿の町人がまだまだ辺りに
多く歩いていたにちがいない。
そんな頃からある本屋さん。
現在は山陰最大の書店に成長して松江に本社がある。
この建物はいちおう、書店グループの本社なのだそうだが
さすがに老朽化が激しく、とうとう解体されることになったらしい。
正面のガラス戸に、永井会長の張り紙があった。
得も言われぬ寂しさが伝わってくる。
米子出身者なら知らぬ者はいないはずの今井書店。
なんだかことわざを思い出した。
「いつまでもあると思うな親と・・・・」
「金」の代わりに「故郷の風景」と言いたくなった。
跡地は・・・言いたくないけど
駐車場。
ハァ~。