2016年5月8日日曜日

青空の下、古本を売っているのは


連休最終日。駐車場の一角に人だかりが。
ガレージセールのようだが、ちょっと様子がちがう。
どの人も広げているのは本ばっかりだ。
古本を売る、「米子・まちなか一箱古本市」というそうだ。
参加費なし、店を開くのも本を買うのも、当日気が向いた人
だれでもどうぞ、というユルさがなんともいいではないか。


とはいえ、ここは!
有名な山陰最大の書店グループの大店舗ではないか!
新刊本を売る店前で、古本売るなんて、大丈夫か???
お店が休みだから?いやいや日曜日だけど、ちゃんと開店してるぞ。

この人なんかこんなに広げちゃって・・・。
いっちょまえに「遊遊堂」なんて看板つくって
あーあ、道にハミ出てるし
ちょっとちょっと、店の人に叱られますよ。
「いいんだよ、昔から私はハミ出し者だし」
アナタが良くても、店の人が・・・あら?あなたは!
もしや今井書店の会長ではありませぬか!
し、失礼しました~!とんだご無礼を言いまして!

永井伸和さんは、米子で知らぬ者のいない文化人。
いやいや、それどころか「出版人で知らないの人はモグリだ」
(佐野眞一「だれが「本」を殺すのか」プレジデント社)
と言われるくらい、全国的に名がとどろいている。
「本の学校」を運営し、第57回菊池寛賞にも輝くなど
日本の出版文化にとても功労のある方なのだ。
 
いや~、古本市にはとっても良いお日柄ですね。
ホント、面白そうな本がいっぱいならんでいて~。
これ全部永井さんのご本なんですか~?
あ、当たり前ですよね、すみません
しどろもどろ・・・

米子の街はこれだからオモシロイ。



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