雨の日、町を歩く人影もまばら。
ひっそりとした裏通りを歩いていると、
生きているのか、息絶えてしまったのか、
どうもよくわからない店の前でつい足が止まった。
壁にかかった振り子時計。てんでバラバラな時間を指している。
あれ?なのに、止まっているいるわけじゃない。
それぞれちゃんと振り子が動いているではないか。
不思議な光景だ。
・・・まるでこの町みたい。
個性豊か、多種多彩な人たちがいる。
それぞれひっそりと暮らしていて、
それぞれ自分の時間を生きている。
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